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プールの衛生管理

「プール熱」にご注意ください


「プール熱」とは、咽頭結膜熱という急性ウイルス感染症のことで、
プールでの感染が多くみられるためそのように呼ばれています。
発症を引き起すのはアデノウイルスです。小児がかかりやすく、
発熱、のどの痛み、結膜炎といった症状を来たします。通常、6月
ごろから徐々に増加しはじめ、ピークは7月~8月といわれています。
プールを利用する方は、遊んだり泳いだ後に、流水とせっけんに
よる手洗い、うがい、洗眼を行うほか、タオルなどの共用を避ける
ことが予防になります。
そして、プール水は塩素消毒によって常時衛生的に保たれている
ことが重要です。
フォトメーターCL-2
残留塩素測定器
フォトメーターCL-2 DPDテストキット

プール水の塩素消毒について


プールの安全を確保し感染症を予防するために、プール水の塩素消毒は欠かせません。
塩素消毒は、大腸菌他様々な細菌、そしてプール熱を引き起こすアデノウイルスや、夏かぜ、
はやり目などを引き起こすウイルスに対して効果があります。

残留塩素の管理について


プール水の塩素消毒は単純に塩素剤を投入するだけの作業ではありません。プール水は遊泳者の汗や水着の汚れや直射日光などによって、時間の経過により残留塩素濃度を消耗します。ですから、15分から1時間ごとに「DPDテストキットまたはフォトメーターCL-2」で残留塩素濃度を確認してください。この時0.4mg/Lを割っていたらピューラックスを投入します。遊離残留塩素濃度は0.4mg/L~1.0mg/Lを保持してください。
(遊泳用プールの衛生基準【厚生労働省】などにおいて、「遊離残留塩素濃度は、0.4mg/L以上あること。また、1.0mg/L以下であることが望ましい。」と規定されています。)
プールの衛生管理
「遊離残留塩素を一定の範囲内に保持します」
遊離残留塩素を連続的に測定し、必要量のピューラックスを注入する、全自動滅菌装置をご提案しております。
遊離残留塩素濃度を設定範囲内に保ち、プール水の安全と安心に貢献します。
OAC-LG Type3
参考資料:厚生労働省「わかりやすい感染症Q&A」
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