Q&A on Legionella
レジオネラ殺菌ポイント Q&A
遊離残留塩素の濃度は高いほどいいですか?
残留塩素が高すぎると塩素臭が強くなりすぎたりします。
したがって、濃度が高ければいいということではありません。
なぜ遊離残留塩素の測定が必要なのですか?
遊離残留塩素濃度は浴槽水中の体表皮由来有機物や浴用洗剤の残滓などと反応し活性を失うと同時に温度によって自然分解が促進され比較的短時間のうちに低下します。
また、循環式浴槽のシステムでは、ろ過装置によって有効塩素を失う場合もあります。
したがって遊離残留塩素を測定し遊離残留塩素が低下していないことを確認し、レジオネラ属菌の増殖を抑えることが重要なのです。
もちろん低下していたら塩素剤を追加投入することも忘れずに。
塩素系薬剤を注入するには投げ込み式と自動注入方式があると聞きましたが、どちらが良いでしょうか。
一人用など比較的小型の浴槽については換水や直接投入による攪拌によって遊離残留塩素濃度を管理することは可能です。
しかし多数の人間が入浴する循環式浴槽システム等では常時、遊離残留塩素濃度を確保する維持管理は、人手等の問題から現実的には不可能です。
したがって後者の場合は、自動的に浴槽水中の遊離残留塩素濃度を維持管理する方式が良いでしょう。
*オーヤラックスではそれぞれの施設に応じた装置と管理手法をご提案させて頂きます。
詳しくはは当社(03-3263-6201)までお問合せください。