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次亜塩素酸ナトリウムで水質を守り、レジオネラ症のリス クをしっかり管理!

安心な施設づくりのために
施設利用者に安全かつ快適な環境を提供するためには、日常的な衛生管理の見直しが不可欠です。
レジオネラ症のリスクは温泉・浴場に限らず、シャワー水やスパ、ジャグジー、冷却塔等においても発生する可能性があります。
今一度、日々の衛生管理を再確認することが大切です。
レジオネラ症は、エアロゾル(微細な水滴)を吸い込むことで感染することがあり、特に湿度が高く、水が滞留しやすい場所でリスクが高まります。
温泉・浴場に限らずシャワー水やスパ、ジャグジー、冷却塔等においても注意が必要です。
●遊離残留塩素の濃度チェック
利用者が増えると塩素の消費が早く進むにつれて、定期的に濃度をチェックして、衛生的な環境を維持しましょう。
●ろ過器の点検
ろ過機能が正常に働いているか、逆洗のタイミングを確認することで、効果的に水質を保つことができます。
●配管や設備の清掃
目に見えない部分も定期的にしっかりと清掃を行い、レジオネラ属菌のリスクを最小限に抑えましょう。

次亜塩素酸ナトリウムは高い殺菌効果がある消毒剤です。
施設の利用状況や水温に応じて適切な濃度を維持することが重要です。

●遊離残留塩素の濃度管理
目安濃度:0.4mg/L を保ちましょう。
利用者が多い時間帯は塩素濃度が低下しやすいため、定期的な濃度確認が重要です。
自動管理装置の導入もおすすめです。
●注入ポンプの調整
施設の利用状況に応じて流量や注入量を調整し、設定を適切に見直すことで、より安定した水質を維持することができます。
●定期的な点検・清掃
ポンプや注入装置の点検・清掃を行い、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
繁忙期や施設利用者が増える時期においても、日々の水質管理と定期的な検査は欠かせません。
こまめなチェックがレジオネラ症のリスクを減らします。
●残留塩素の測定
利用者が多い時間帯は特にこまめにチェックし、適切な濃度を保つために早期に異常に気づけるようにしましょう。
●水温やpH、濁度の確認
水質の安定を、全体的にチェックしましょう。
●レジオネラ属菌の定期検査
定期的な検査を実施することで、問題が発生する前に対策を講じることができます。
